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きゅうちにおちいることなかれ。その1

 

ここ『企画型宣言』は、企画型住宅プロジェクトのコラムとは知りながら、

先に開催しました注文住宅の東雁来の完成見学会の

お礼を言わずにはいられません。

 

多くの方にお越しいただきほんとうにありがとうございました。

いつもの開催期間2日間が単純に1日に凝縮されたような盛況で、

充分な対応が出来ずにご迷惑をお掛けしたことと思いますが、

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 ということで前回の数字シリーズの続きです。

 

住宅の数字といえば避けて通れないのがQ値のこと。

最近はこの熱損失係数の数字だけが独り歩きを始めた感がございますので、

今回は整理してまじめにお伝えしたいと思います。

 

 熱損失係数Q値って何?というのは簡単に検索できるでしょうから

ここでは省略させていただき、その先のお話です。

 

 平成11年に当時の建設省・通産省がそれまでのものを改正して、

住宅の新しい省エネルギー基準(次世代 省エネルギー基準)を定めました。

「これからはこんな断熱性能の家造りをしていきましょうよ。」というものです。

細かなことも多く出ていますが、北海道ではQ値1.6W/m2K以下の

高断熱の仕様を目指しましょうと目標値としてあげられたのです。

 

それを受けて、今の住宅金融支援機構のフラット35S

(省エネルギー性などに優れた住宅を取得する場合に、

【フラット35】の借入金利を一定期間引き下げる制度)の

基準にもなっています。

 そして三五工務店の建物のベーシックな数値ともなっているのです。

 

たとえ「“高断熱仕様で”と特別にご要望いただかなくとも、

それより断熱性能が悪い家は造りません。」というのが三五の原則です。

 逆に、それより断熱性能が良いものをとご要望とあれば、

ご予算と内容をご理解いだいた上で建てましょうということになります。 

じゃあどのぐらい良くするかといいますと、

その目安となるのが、弊社が、もう20年以上前から参画しています

【新住協】(室工大の鎌田先生が代表理事の

NPO法人新木造建築技術研究協議会)の、

1.0(キューワン)プロジェクトです。

 

 そこでは単にQ値を1.0以下にしようということではなく、

暖房にかかるエネルギーを

次世代省エネ基準をクリアしている高断熱(Q値1.6)の家のさらに

1/2にすることを目標に掲げています。

ですから、太陽の熱をどのぐらい取り入れるか、

換気システムからの排熱をどの程度おさえるかも考え合わせて住宅を計画すると、

北海道では(地域差もありますが)おおむねQ値が1.0前後となることを受けて、

そのような住宅をQ1.0(キューワン)住宅と呼ぶことにしたのです。 

 

 長くなりました、

断熱性能をあげることに命がけで臨んでいれば、

たとえどんなに危険な目に会おうとも奇跡的に助かることを

建築の専門用語で<キュウチにイッショウ>という…。

ケーシー師匠級のオヤジギャグを挟みたかったのですが、

あきらめて本文の続きは次回に譲ることといたします。

 

 

コラム : 2011年12月13日 18:36

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