
札幌都心近くの住宅地に完成した、3階建てのKさん宅。1階正面には2台分の車庫、その少し奥に2・3階 部分を配置することで、車庫の上に広々としたバルコニーが生まれました。適度な高さのコンクリート壁に 囲まれ、屋外ながらプライベートをしっかり確保。奥さんは「暖かい季節はBBQですね。3家族はいけます (笑)。冬には子どもとかまくらを作りました」と、バルコニーで過ごす時間を楽しんでいるようです。
この土地を見つけ、モデルハウス巡りをするなか、ご主人のお眼鏡にかなったのが三五工務店の企画住宅「Tricoro2」でした。「吹き抜け部分の2面に設けられた大開口が気に入りました」。この企画住宅をベースにしつつ、3階建てのプランを採用したのは、背の高い住宅に囲まれた立地を考慮してのこと。2・3階の吹き抜けからたっぷりと光が入り、とても明るく、冬も暖かなリビング・ダイニングとなりました。
居住空間と車庫を一体化した3階建ての家の場合、1階は玄関と階段だけの空間になりがちですが、Kさん宅には和室と趣味室が設けられています。広い玄関と連なる和室には、専用のトイレとシャワーもあり、まるで旅館のよう。「お客様に泊まっていただくこともできますし、お友だちを招いて、お花やお茶の会もやってみたいですね」と奥さん。1階はおもてなしや趣味に、2階は家族の団らんに、3階は各自のプライベートに。それらがスムーズにつながれた三位一体の家で、Kさん一家の物語が紡がれていきます。
Report by Replan





