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リノベのカタチ

リノベのカタチ

2025.07.25

外壁は全て壊さずコスト削減。
食を中心とした子世帯、明るさを確保した親世帯。
どちらも住みやすく心地よい、
築25年の大切な実家を住み継ぐ二世帯リノベ。

札幌市北区・H様邸

猛暑のためエアコンのある実家に2ヶ月ほど避難したのをきっかけに
「一緒に住むのもいいか」と相談し
築25年の奥様のご実家を二世帯住宅にリノベーションすることに。
外壁は壊さずコストを抑え、2階ベランダ部分を室内化するという、
他社にはなかったプランを気に入ってくださいました。
リビングにあった階段は完全分離型の二世帯をご希望だったご家族のために、
玄関から動線を分けるため玄関ホールに移動。
その分、1階の親世帯のリビングが広がり、住み慣れた既存の間取りのまま面積を確保。
さらに場所をとっていた蓄熱暖房機がパネルヒーターに変わり
すっきりと広々した印象にアップグレードしました。

2階のHさんご夫婦の住まいは、
撤去できない柱を、天井に施工した化粧梁との組み合わせで空間になじむようデザイン。
フライパンを振る料理も多いことから2階だけガスコンロを選択した本格的なキッチンで
”食”を暮らしの中心とした空間が完成。
ご夫婦が料理を振る舞い、ご家族で食事をすることも増えたそう。
お正月など、奥様の兄弟家族が集まると総勢14人もなるご実家は、
リノベーションで以前に増してみんなが集まれる楽しい場所となりました。

■before

■after

もともとの外断熱を活かし、増築部以外は既存の上に新しい外壁材を施工するカバー工法を採用。
費用をぐっと抑えられることとなりました。

■before

■after
 
アイアン手すりで視線の抜けをつくり、最小限に押さえた玄関ホームも明るく。

■before

■after

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以前と同じ場所ながら、壁がなくなったことで開放的なキッチンに。

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正面の扉奥は階段下を活用したたっぷりの収納になっています。

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■after

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.主役のキッチンは高級感漂うGRAFTEKT。石目調は洗面台ともテイストを統一しました。
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リビングから直接見えないよう目隠し壁を設けた洗面。
トイレの外に出すことでLDK、トイレ、ユーティリティのどこからでも使いやすく。
キッチンの奥に設けた、収納量たっぷりのパントリー。
閉鎖感ができないよう上部に開講を設ける工夫も。

■担当者より
共用の玄関以外は完全分離したいご家族のご希望に答えるため、
既存のリビング階段をなくし玄関ホールから上がる形に変える変更。
2階の間取りに干渉しない階段位置や形状を検討するとともに、
必要最小限の広さに抑えた玄関ホールが窮屈な印象にならないように配慮しました。
プランでは特に新たないキッチンや洗面・浴室などの機能が備わる2階について、
1階への荷重のかかり方や抜けない柱なども考慮しながら、
どちらも心地よく住みやすくなるよう考えました。

■DATE 種別/木造2階建て 築年数25年 工期/約4ヶ月