35ストーリー 35STORY

設計室

『sococo』のそこんとこ

『sococo』のそこんとこ

無垢床のこと

人間の足の裏って けっこう敏感です。
靴下を脱いで素足で歩いていると 絨毯のチクチクやフローリングの目地もわかっちゃいます。
畳のあみあみや 温泉の脱衣室とかにひいてある籐の床の縞々なんかも
足の裏の感覚を 思い出せる方が多いのではないでしょうか?

sococoの玄関ホールとリビングの床材は 道産材のタモの無垢材を採用しています。
無垢床は、裸足で歩いてもペタペタせずに、木目の質感と温もりが伝わってきます。
よく「夏もさらさらして気持ちいいの~」
とのお声をお施主様から頂きます。

そして 冬は「あたたかい」とのお声を頂戴します。
単に木の繊維で表面がツルツルしていないこと、熱伝導率が低いことが原因ですが
正直 現実以上に『あたたかい』と感じる方が多いような・・・?
どうして?そんなに?と
よく、床材のサンプルを並べて触り心地を比べたりしていましたが 最近私が思うに
『道産材』だからなのではないかと・・・。

道産材 は即ち 北海道で育った木です。
タモの木は 主に下川町の山の木を切り、下川町で乾燥させ、製材されてやってきました。
私たちが育った 同じ大地で育ち、同じ空気を吸って、育った
いわば 『道産子』です。
この大地で育った同じ道産子 として 親近感?みたいなものを感じて
どこか安心するものがあるのでしょうか・・・。
そうなると 3割増しぐらいで あたたかく感じるのでは?
実際私も 3割増しで あたたかく感じている気がします。
もちろん、北海道での暮らしが長くない方もいらっしゃると思いますが、
自分が暮らす大地で育った木、と思うとかわいく思ってい頂けるのではないでしょうか?

残念ながらモデルハウスは販売を前提としているため
未来のオーナー様の為に 裸足でのご来場はご遠慮いただくようお願いしておりますが
弊社事務所には 無垢床で仕上げた打合せ室がございます。
そちらは 靴を脱いでご利用いただくスペースですので
裸足での質感を楽しんでいただけるようになっております。
詳しいお話しを という方は是非 ご予約のお電話をお待ちしております(^^)