Housing
三五工務店の家づくり

Technology
技術・仕様

基本を大事にしながらも、新しい技術も積極的に取り入れ、常に技術面の向上を図っています。お客様により良い住まいを提供していきたいという想いこそが、私たちが技術にこだわる理由です。

進化しつづけること

1980年代から欧米の先進事例を視察するとともに、良質な家づくりのための技術開発団体「(一社)新木造住宅技術研究協議会」への参加などを通じて、積極的に技術革新に取り組んできました。今後も国内外に広くアンテナを張り、新たな知見を取り入れながら、私たちの家は進化しつづけます。

自社大工に未来を託して

少子高齢化が進み、大工志望の若者が減少するなか、少しでも安心して働いてもらうために、2009年からは自社で大工を雇用しています。これによって1棟1棟の工事の安定化を図るのみならず、熟練の職人から若手へと手作業の技術を継承していくことは、今後の建築業界全般にとっても重要なことだと考えています。

設計・施工の連携力

お客様のご要望に臨機応変にお応えしながら理想の家づくりを進めることができるよう、自社内に設計から施工までの一貫した体制を整えています。また、設計・施工の専門スタッフがフィードバックしあうことで多様な課題を早期に解決し、常に技術力の向上に努めています。

基本と確認を大切に

個々の素材は適正に使ってこそ、その価値が最大限に発揮されるもの。だからこそ、新しい技術だけではなく、基本にも忠実な施工を大切にしています。素材と技術を掛け合わせて生まれる「性能」については、気密検査を1棟ごとに実施したり、多くの社員が参加しての社内完了検査を通して確認したりと、常により良い住まいとは何か追求し続けています。

トップクラスの住宅性能を追求してきたからこそ、性能と意匠のベストバランスがわかります。快適さはもちろん、日々の暮らしを楽しめる住まいづくりを、三五工務店は心がけています。

札幌次世代基準をクリア

住宅性能については、イニシャルコストとランニングコストのバランスを考えながらベストなご提案をいたします。現在お約束している断熱・気密に関する数値は、熱量の戸外への逃げやすさを示すUA値(外皮平均熱貫流率)が0.28W/㎡K相当の仕様を採用、また隙間の量を示すC値(相当隙間面積)は0.5㎠/㎡以下。これらはいずれも「札幌版次世代住宅」の基準を満たしています。もちろん、気密測定は全棟で実施しています。

性能と意匠の絶妙なバランスを

私たちは1980年代から、いち早く住宅の高性能化に取り組んできました。過去には、実験的に施工した壁厚350mm、Q値(熱損失係数)0.6W/㎡K以下など、性能面を究極的なレベルまで追求してきた経験からお伝えできることがあります。それは、摂生しすぎると毎日を生きる喜びが減ってしまうように、住宅も性能面の数値ばかりを重視すると、暮らしを楽しむための空間からかけ離れてしまう場合があるということ。性能と意匠の絶妙なバランスを見極めてこそ、本当に居心地のいい暮らしが生まれるのです。

道産材を活用する理由

構造材にはカラマツ、床にはタモ、ナラ、カバ、外壁の羽目板には道南スギなど、道産材を積極的に活用しています。その理由のひとつは、末長く暮らすことができる家づくりには、その地域の気候で育った材料が最適だと考えているからです。そしてもうひとつは、地場のものを使うことが、ひいては森林や産業を守ることにつながるからです。私たちは、一人ひとりの住まい手から、建築関係者、さらには北海道に暮らす方々まで、すべての人が幸せになれる家づくりを実現する「幸夢店」でありたいのです。