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35R STORY

リノベのカタチ

2022.04.13

音楽と料理、ご夫妻の“好き”が素敵に融合した
センスが光るご実家リノベーション。

札幌市清田区・T様邸

おばあさまから築33年のご自宅を譲り受けたT様夫妻。
当初建て替えも検討していましたが、建物診断で基礎部分が
しっかりしていることが分かり、リノベーションを選択。
傷んでいた柱の一部を入れ替え、増減築なしでのプラン打ち合わせが始まりました。

当社、新築部門のインスタグラムをきっかけに、
実際のモデルハウスやグループ会社経営のカフェにも訪れ
道産木材を使用した空間を実際に肌で体感。
断熱や気密、耐震などの高性能な家づくり、
さらにはスタッフの対応にも好感を持っていただき当社にご依頼いただきました。

「オープンで使いやすい間取りに」というご希望に対し、
もとの壁を取り払い、納戸と押入れがあった場所をキッチンにしてLDKを広げることに。
打ち合わせでは雑誌等で気に入った画像を元に担当にリクエストし
カラマツ集成材の梁が渡されたリビング天井や間接照明、造作の洗面化粧台、
食品庫やグレーのキッチンパネルが採用されました。

T様邸一番のこだわりはご夫妻の“好き”を詰め込んだ空間設計。
ご主人が趣味にしている音楽はCDの枚数やプレイヤーのサイズを聞き取り、
ピッタリサイズの棚をダイニングに造作。
スピーカーは壁付け式のアイアンラックに設置し、角度を確かめながら最適な音に調整。
「CDやスピーカーが棚に収まった眺めが本当に好きなんです」と
ご主人からは大満足の声をいただきました。

一方で料理好きな奥様のキッチンは何度もプラン検討を行いました。
キッチンは特注サイズでシンクとコンロのカウンターはL字型に配置。
つなぎ目部分はダイニング側からも棚として使えるワークテーブルを造作し、
無駄な動きのない、スムーズな作業ができる空間に。
他にも包丁類の収納や使い勝手を吟味し、最も火力の強いコンロを選ぶなど、
奥様のこだわりが詰まった本格的なキッチンが完成しました。

2階はお子さんたちのスペースとして、2部屋とも洋室に変更。
「フリースペース」と「勉強&ベッドスペース」に分けてプランしました。
個性が見える三者三様の息子さんたちのシステムベッドは、
成長とともにどのように変化していくのかも楽しみのひとつです。

リビングにある大きな窓からは、おばあさまが丹精込めて育てた梅の花越しに
温かな自然光が奥まで差し込み、家族みんなのお気に入りの空間です。
一つひとつ丁寧な検討を重ね、一緒に家づくりをさせていただくことで
ご満足いただける、いごこちのいい暮らしが完成しました。

■リフォーム担当者より
打ち合わせはメールで資料や図面・画像を交えながら、
こまめにコミュニケーションを取らせていただきました。
よりよいプランを求め現場監督のスタッフとも互いにアイディアを
出し合いながらご提案差し上げました。
キッチンは奥様と何度もプラン検討を繰り返し、キッチンパネルやヘキサゴンタイル、
アイアン筋交いなど、奥様のセンスもあって、インテリア性の高いキッチンができました。

■DATE 種別/戸建て 築年数/33年 工期/約4ヶ月

■before

■after






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