
札幌市中央区の自然と隣り合う閑静な住宅地に建つ片流れ屋根の家。「子どもたちには緑がある場所で育ってほしいという気持ちがあり、この場所を選びました」とHさんは話します。土地が決まり、家づくりのパートナーを探すなか、三五工務店を見つけたのは奥さんでした。「木の温もりが感じられる空間が魅力的で、道産材を積極的に使うというコンセプトも、北海道で生まれ育った私たちにとって、とても共感できるポイントでした」。
ご夫妻が最初に設計担当者に伝えたのは、片流れ屋根、ロフト、吹き抜け、薪ストーブなどのキーワード。「想いを伝えると、その場で『こういう感じはどうですか?』と絵を描いてイメージを共有してくれるなど、いつも臨機応変に対応していただきました」と振り返ります。
逆にHさんが描いた絵を担当者に見せることも多かったそう。「そうすると想像を超えるかたちで返してくれて、とても嬉しかったです」。寝室奥の書斎も、そんなやりとりから生まれた、お気に入りの空間です。
また、片流れ屋根のイメージとして、太陽光をより多く採り込めるように南から北に下る屋根の絵を見せたところ、暑くなりすぎるので逆向きのほうがいいというアドバイスも。「1年ほど住んでみて、たしかにそのとおりだったと実感しています。家づくりという一生に一度の経験に自分たちも強く関わらせてもらいつつ、専門的な視点から適切に導いてくださったのは、本当にありがたかったですね」。大満足の仕上がりというお住まいで、ご家族4人の快適で豊かな暮らしが始まっています。
Report by Replan





