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設計室

『sococo』のそこんとこ

『sococo』のそこんとこ

2016グッドデザイン賞 受賞のsococo
受賞理由として高く評価されたポイントは
『道産材』の積極的な活用 と 北海道らしさが感じられるデザイン

今回のモデルハウスも 柱・梁等の躯体には『産材のカラマツ』を採用し
玄関ホールやリビングの床には『道産材のタモ』の無垢床を
壁には『道産材のゼオライト』の塗り壁を採用しております。

カラマツは、トドマツ等に比べると赤みのある肌でぬくもりを感じる色目が特徴です。
三五工務店では数年前に『カラマツ宣言』(←ぜひご一読ください)
を掲げてから ほぼ全てのお家の躯体がカラマツの集成材です。
(アレルギー等で糊を使わない無垢材の方が・・・という方もいらっしゃいますので)

今回のモデルハウスの柱や梁も もちろん『道産材のカラマツ』です
通常、企画型住宅の柱や梁は直色塗装をせず、そのままの風合いを感じていただき
日焼けなどして 色が褐色に変わっていく様子を楽しんでいただいております。
革製のバックでナメシ革等 風合いのある物を『育てる』
という表現をすることがありますが 家も似ています。
表しの柱や梁、そして無垢の床材は 何十年と暮らして
ご家族が成長していくのと同じように 変化していきます。
その変化の様子を見守りながら、時に手入れをして育てていただき
そこにお住いの家族の色に染めていただきたい・・・!

という思いを抱きながらも、今回は着色しちゃいました(^^)

1 褐色になるまで何年も待てない
2 とても素敵な褐色になるけど(本当に綺麗です!)もう少し落着いたカフェっぽい感じにしたい
という主に2つの理由で着色をしたい というお声を多く頂いております。
そんなに多くご要望を頂戴するなら作っちゃえ(^^♪ ってとこです。
ただ、着色しないのには他にも現実的な理由が1つ・・・
コストがかかるんです・・・!!!
標準設定では、梁や柱、そしてsococoの特徴の2階の天井の合板も着色しておりません
風合いを楽しんでいただきたいだけでなく、コストを抑えるためでもあります。
普段塗らない部分を塗るということは、単純にその分塗装費が・・・
いくらぐらいかかるか、そこんとこ 気になると思いますが
申し訳ありません、金額設定は24日、25日の見学会当日 会場にてお問い合わせくださいませ(__)